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米国株の手数料の比較|売買手数料と為替手数料を合わせた費用

米国株の手数料売買と為替の合計

米国株を売買するときにかかる費用のうち、売買手数料と為替の手数料を合わせると、実際にいくらになるのか。国内の証券会社7社の公式ページに書かれた条件で、同じ前提の計算にしてみました。どの会社がよいかを決める記事ではなく、費用の考え方を確かめるための記事です。

為替手数料かわせてすうりょう

円を米ドルに、米ドルを円に替えるときにかかる費用です。

1米ドルあたり何銭、という形で書かれています。売買手数料とは別にかかります。

先に結論

売買手数料の率は、7社のうち6社が約定代金の0.495%(上限22米ドル)で同じです。費用に差が出やすいのは、円と米ドルを替えるときの為替の手数料です。

◎ 向いている
売買手数料と為替手数料を合わせた費用を知りたい方
◎ 向いている
円のまま買う場合と、米ドルに替える場合の違いを確かめたい方
△ 比べてから
会社ごとの取扱銘柄数や取引時間を比べたい方(証券会社の選び方の記事のほうが合います)
目次

■費用は2つある:売買手数料と為替手数料

米国株を売買するときの主な費用

売買手数料株を売り買いするたびにかかる。約定代金に対する率で決まる会社が多い
為替手数料円と米ドルを替えるときにかかる。1米ドルあたり何銭、で示される
為替スプレッド為替レートそのものに含まれる差。「0銭」でも、レートに含まれる場合がある

各社の公式ページには、次のように書かれていました(確認日 2026年10月4日〜5日)。

売買手数料(課税口座・税込)

マネックス・SBI・楽天・松井・DMM株・三菱UFJ eスマート約定代金の0.495%、上限22米ドル
moomoo証券(ベーシックコース)約定代金の0.132%、上限22米ドル

為替手数料(1米ドルあたり)

SBI証券・楽天証券リアルタイム為替は0銭。円貨決済は25銭
松井証券両替は無料(1日1回)。取引通貨を「円」にすると25銭
DMM株円貨決済も為替取引も片道25銭
三菱UFJ eスマート証券両替・円貨決済とも20銭
マネックス証券「円で買う」は買付時0銭・米ドルを円に戻すときは25銭(0銭は定期的に見直される)
moomoo証券リアルタイム為替は無料(今後有料になる可能性があると記載)

0銭について

「0銭」は為替手数料が無料という意味です。為替レートには別にスプレッド(差)が含まれる場合があるため、実際の費用がゼロになるとは限りません。

■同じ条件で往復の費用を計算する

計算の前提について

1,000米ドル分を買い、値動きがないまま同じ1,000米ドル分を売る仮の条件です。1米ドル=150円も仮の数字です。課税口座で、円のまま注文する(円貨決済)場合の、当サイトの計算です。NISA口座の売買手数料の扱いは会社で異なるため入れていません。

1,000米ドル分を円で買って、円に戻すときの費用(計算の例)

前提売買手数料は0.495%。1,000米ドル×0.495%=4.95米ドル。買うときと売るときの2回で9.9米ドル(1,485円)
・マネックス証券(「円で買う」→売るとき円に戻す)売買手数料 1,485円(4.95ドル×2)+為替 250円(買付0銭・売却25銭)
・SBI証券・楽天証券・松井証券・DMM株(円貨決済 往復25銭)売買手数料 1,485円+為替 500円
・三菱UFJ eスマート証券(円貨決済 往復20銭)売買手数料 1,485円+為替 400円
合計(売買手数料+為替)マネックス証券:1,735円/SBI証券・楽天証券・松井証券・DMM株:1,985円/三菱UFJ eスマート証券:1,885円

出典:各社の公式ページの数字を使った当サイトの計算

moomoo証券は売買手数料の率が0.132%で、同じ条件なら1回1.32米ドル、往復で2.64米ドル(396円)です。円のまま注文できるかどうかは、確認したページに記載がなかったため、上の表には入れていません。

米国株ジャーナル 編集部

編集部

為替の手数料は、円で買って円で売る回数が増えるほど積み上がります。持ち続ける場合は、片道だけの費用になります。

■費用を比べるときに見落としやすいこと

手数料が低くても、元本は保証されません

  • △ 手数料の差とは別に、売買の損益が出る
  • △ 株価が下がれば、手数料を考えなくても損失になる
  • △ 為替レートの変動で、円に戻したときの金額が変わる

米国株・米国ETFは、株価の下落や為替の変動によって、投資した元本を割り込むおそれがあります。

■米国株の手数料についてよくある質問

Q. 手数料がいちばん低い会社はどこですか?

A. 当サイトでは順位をつけていません。売買手数料と為替の手数料は、買い方(円のままか、米ドルに替えるか)で変わります。

Q. NISA口座でも手数料はかかりますか?

A. 公式ページでは、7社とも売買手数料が無料と書かれていました。ただし、対象や条件(売却時の諸費用など)は会社で異なります。

Q. 手数料は変わることがありますか?

A. あります。マネックス証券とmoomoo証券の為替手数料は、定期的な見直しがあると公式に書かれています。

■【まとめ】売買手数料より、為替の使い方で差が出やすい

売買手数料は6社が0.495%(上限22米ドル)でそろい、moomoo証券は0.132%でした。1,000米ドル分の往復では、為替の手数料が25銭なら500円、20銭なら400円かかる計算です。ただし、株価の下落や為替の変動で元本を割り込むおそれは、手数料の差とは別に、どの会社でもあります。

※この記事の数字は、2026年10月4日〜5日に各社の公式ページで確認したものです。松井証券 手数料、moomoo証券 手数料、SBI証券 米国株式のサービス概要は2026年10月5日に再確認しました。そのほかの会社の出典は証券会社の選び方の記事に掲載しています。手数料は変わることがあるため、最新の内容は各社の公式ページでご確認ください。

この記事は、公表された資料と数字をもとに仕組みや用語を説明したもので、特定の売買をおすすめするものでも、今後の株価や為替を予想するものでもありません。米国株・米国ETFは、株価の下落や為替の変動によって、投資した元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。

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この記事を書いた人

各社の公式サイト・利用規約・特定商取引法の表記・公的な資料で確かめたことをもとに、記事をまとめています。確認した日付は記事ごとに書いています。

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