ETFとは何か、通常の投資信託や株とどこが違うのかを、日本取引所グループ(JPX)と運用会社の公式ページで確かめてまとめました。特定のETFをすすめたり、値動きを予想したりする記事ではありません。
■ETFと、通常の投資信託・株の違い
JPXのページについて
次の表は、JPXの「他の投資信託との違い」のページ(確認日 2026年10月5日)の内容です。ページには「2017/08/04 更新」と表示されています。日本の取引所に上場するETFの説明のため、米国ETFでは細かい点が異なることがあります。信託報酬の数字は更新が古いため、載せていません。
ETF・通常の投資信託・株の比べ方(JPX公式ページより)
| 取引価格 | ETFは、リアルタイムで変動する市場価格。通常の投資信託は、特定の基準価額。株はETFと同じ |
|---|---|
| 取引できる時間 | ETFは、取引所の立会時間中。通常の投資信託は、販売会社が決める時間中 |
| 注文の方法 | ETFは、成行・指値。通常の投資信託は、基準価額がわからない状況で購入・換金 |
| リスク | ETFは、多数の銘柄に投資するため、個別銘柄にかかわるリスクは分散される。株は個別銘柄のリスクがある |
| 信用取引 | ETFは可能。通常の投資信託は不可能。株は可能 |
ETFの種類(JPX公式ページより)
- 特定の株価指数などに連動することを目指す「インデックス連動型」
- 連動する対象の指標がない「アクティブ運用型」
■米国ETFの場合
米国ETFは、米国の取引所に上場しているETFです。米ドルで取引され、取引時間は米国の取引所の時間(日本時間では夜から明け方)になります。
公式ページで確かめた米国ETFの例(S&P500に連動するもの)
| SPY | State Streetが運用。仕組みは「ユニット・インベストメント・トラスト」。総経費率0.0945% |
|---|---|
| IVV | iSharesが運用。経費率0.03%。分配は年4回 |
| 共通すること | 2つとも、S&P500への連動を目指す。取引は米ドル |
出典:各運用会社の公式ページ(確認日 2026-10-05)。詳しい比較は別の記事にあります
編集部
■ETFを買う前に知っておくこと
■ETFに出てくる用語
あわせて知っておきたい言葉
| 上場 | 取引所で売買できるようになること |
|---|---|
| 基準価額 | 通常の投資信託を売買するときの、特定の価格 |
| 成行・指値 | 成行は値段を決めずに注文する方法。指値は値段を指定して注文する方法 |
| インデックス連動型 | 株価指数などに連動することを目指すETF |
| 経費率 | ETFを持っている間、毎年かかる費用の割合 |
■ETFについてよくある質問
Q. ETFと投資信託は何が違いますか?
A. ETFは取引所に上場していて、取引時間中に株と同じ方法で売買できます。通常の投資信託は、基準価額で売買します。
Q. ETFは個別の株より安全ですか?
A. 安全とは言えません。多数の銘柄に分散されるため、個別銘柄のリスクは分散されますが、市場全体が下がると、ETFも下がります。
Q. 米国ETFはNISAで買えますか?
A. 証券会社の成長投資枠の対象一覧によって異なります。マネックス証券の公式ページでは、成長投資枠の対象に海外ETFが含まれると書かれています。
■【まとめ】取引所で、株のように売買できる投資信託
ETFは、取引所に上場している投資信託で、取引時間中に成行や指値で売買できます。連動する指標があるインデックス連動型と、ないアクティブ運用型があります。米国ETFは米ドルで取引するため、株価の下落や為替の変動で元本を割り込むおそれがあります。
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この記事は、公表された資料と数字をもとに仕組みや用語を説明したもので、特定の売買をおすすめするものでも、今後の株価や為替を予想するものでもありません。米国株・米国ETFは、株価の下落や為替の変動によって、投資した元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。
