米国の消費者物価指数(CPI)が何を測り、どう集められ、いつ発表されるのかを、米労働省統計局(BLS)の公式ページで確かめてまとめました。物価や株価の先行きを予想する記事ではありません。
■米CPIとは:公式ページに書かれている内容
BLS「CPI Overview」より
- 都市部の家計が消費のために買う、すべてのモノとサービスの価格の変化を表す
- 使用料や、消費者が払う売上税・個別消費税も含む
- 所得税と、投資の商品(株式・債券・生命保険など)は含まない
- 価格は月を通じて集められる。発表は月に1回
BLSは、CPIの使い道として、経済の指標(最も広く使われるインフレの指標)、他の経済統計の物価調整、そして年金などの金額の調整を挙げています。
■どう集められているのか
集計の規模(BLS公式ページより)
| 価格の調査 | 全国75の都市部と、約23,000の小売・サービスの事業所 |
|---|---|
| 家賃の調査 | 約50,000の家主または借り主 |
| 品目の重み | 消費支出調査(Consumer Expenditure Survey)の支出額から決まる |
| 対象の人口 | CPI-Uは全人口の90%超。CPI-Wは約30% |
出典:BLS「Consumer Price Indexes Overview」(確認日 2026-10-05)
ニュースでよく見る「CPI」は、多くの場合、都市部の消費者全体を対象にしたCPI-Uを指します。CPI-Wは、時間給や事務職の働き手の支出だけを対象にした指数です。
■発表の予定
予定について
次の日程は、BLSの発表予定ページ(確認日 2026年10月5日)によるものです。発表時刻は、同ページに「08:30 AM」と書かれています。日程は変わることがあるため、最新の予定は公式ページでご確認ください。
米CPIの発表予定
| 2026年8月分 | 9月11日(08:30 AM) |
|---|---|
| 2026年9月分 | 10月14日(08:30 AM) |
| 2026年10月分 | 11月10日(08:30 AM) |
| 2026年11月分 | 12月10日(08:30 AM) |
このうち、2026年10月5日の時点で、まだ発表されていないのは、9月分(10月14日)、10月分(11月10日)、11月分(12月10日)です。日本時間での発表時刻は、取引時間の記事で夏時間と冬時間の違いを確かめられます。
編集部
■CPIの結果を見るときの注意
■CPIに出てくる用語
あわせて知っておきたい言葉
| CPI-U | 都市部の消費者全体を対象にしたCPI。全人口の90%超をカバーする |
|---|---|
| CPI-W | 時間給や事務職の働き手を対象にしたCPI。約30%をカバーする |
| インフレ | モノやサービスの価格が全体として上がること |
| 消費支出調査 | 家計の支出を調べる調査。CPIの品目の重みの元になる |
■米CPIについてよくある質問
Q. CPIには株式の値上がりも含まれますか?
A. いいえ。BLSの公式ページでは、株式・債券などの投資の商品は含まれないと書かれています。
Q. CPIの結果で株価はどうなりますか?
A. 決まっていません。このサイトでは、株価の予想はしていません。結果の数字と、その後の値動きは、事実として記事で扱っていきます。
■【まとめ】毎月発表される、米国の物価の指標
米CPIは、都市部の家計が買うモノとサービスの価格の変化を表す、BLSの毎月の統計です。次回は2026年10月14日に9月分が発表されます。結果と株価の動きは別のもので、米国株には株価の下落や為替の変動で元本を割り込むおそれがあります。
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この記事は、公表された資料と数字をもとに仕組みや用語を説明したもので、特定の売買をおすすめするものでも、今後の株価や為替を予想するものでもありません。米国株・米国ETFは、株価の下落や為替の変動によって、投資した元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。
